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2009年04月07日
第9回 写真をおいたページと置かないページはどちらが有利?
第9回担当の石川です。どうぞよろしくお願い致します。
今回のテーマは、「写真をおいたページと置かないページはどちらが有利?」です。
実験内容は、書いてある内容(ソースではない)がまったく同じの2つのサイトを用意して、片方には、<img>タグを使って、写真を挿入し、サーバーアップ、もう片方は、そのままサーバーアップします。この二つのサイトの動向をチェックします。
写真ありのサイトA、写真なしのサイトB、どちらが上位に表示されるでしょうか?
結果は、下のグラフをご覧ください。
サイトA(写真あり): http://www.weerden-0014.com/
サイトB(写真なし): http://www.weerden-0015.com/

今回は、過去数回私が担当した、実験よりも、yahooとgoogleで、かなりはっきりと結果が分かれました。
googleで検索したとき、サイトA(写真あり)を、上位に表示する確率は、わずかに1%程度でした。
一方、yahooで検索したとき、サイトA(写真あり)を、上位に表示する確率は、74%程でした。
googleに関しては、上記のデータを参照すると、文句無しでサイトB(写真なし)を評価しているようです。
yahooに関しては、googleほどの差は、上記のデータでは見られませんが、実は、初クロール日を解析すると、もっとはっきりと差が解ります。
yahooにおける、サイトAの初クロール日は、12月26日、サイトBの初クロール日は、12月1日。上記の表の、12月26日以降のyahooの項目を見てみてください。ほとんど、サイトAが上位に来ているのが解ります。
よって、実験結果は、googleは写真ありのサイトより、写真なしのサイトを上位に、反対に、yahooは、写真ありのサイトを、写真なしのサイトより上位に表示したことになります。
上記のように、今回はかなりはっきりと、googleとyahooで、実験結果が分かれました。そうなると、理由としては、「アルゴリズムの違い」という事になるのだと思いますが、もう少し具体的に、一つ一つその「アルゴリズムの違い」について、言及してみたいと思います。つまり、googleとyahooのアルゴリズムの『ここ!』が違う、という所まで、追及出来たらいいなぁと思います。(毎度のことですが、単なる予測にすぎず、証明はできません。)
もう一度、振り返ってみて、サイトAとサイトBの違いを洗い出してみます。その中に、結果を分けたと思われる要素があるはずです。

linkコマンド、siteコマンドに関しては、yahoo、google共に、変わりはありません。
ソース総文字数というのは、ページのソースを表示し、改行等をすべてデリートした時の文字数です。サイトA(写真あり)の方が、写真を挿入する際に使用する<img>タグ等がある為、サイトB(写真なし)よりも若干多くなっています。
尚、今回使用した<img>タグには、altを使用していません。よって、<img>タグの中は、単純にファイルの参照と、大きさしか書いてありません。
自分へのリンク数というのは、サイトA(写真あり)、サイトB(写真なし)共に、ページ内に、自分へのリンクを張っていて、ページの読み込み直しをしています。サイトA(写真あり)の方が、写真に自分へのリンクを付けている分、1つ多くなります。
どうやら、サイト内のリンクの数に、鍵がある気がします。
サイトA(写真あり)の方が、サイトB(写真なし)よりも、自分へのリンクが多く、ソースが若干長いです。
googleは、サイトA(写真あり)よりリンクの数が少ないサイトB(写真なし)をより上位に表示しました。という事は、自分へのリンクをあまり評価していないということです。また、サイトB(写真なし)は、サイトA(写真あり)よりも、ソースの文字数が少ないです。ただ、単純に少ないだけでなく、サイトA(写真あり)のソースにあって、サイトB(写真なし)のソースに無いのは、単純に、写真を添付する<img>等のタグだけです。しかも、altは指定していません。よって、キーワードになりそうな、ホームページの内容になりそうな文字列は書いてありません。その辺りが、判断を分ける基準ではないかと推測できると思います。
googleの結論として、
「自分へのリンクはあまり評価せず、又、ソースに関しても、<img>等、言葉としての内容の無いソースが多いサイトより、シンプルなサイトB(写真なし)を評価した。」と言えるのではないでしょうか。
yahooの結論は、単純に、googleの逆です。
① 自分へのリンクを評価した。
② ソースコードが、多少多い方が、内容のあるサイトだと判断した。
③ 写真が存在している事実。
ここまで、かなりシステマチックといか、硬い説明をしてきましたが、もっとシンプルにいえば、サイトAとBの最大の違いは、写真があるか無いかです。今日、検索エンジンで上位に表示されるサイトで、<img>を使っていないサイトは、まずないでしょう。つまり、写真をうまく使っているサイトは、写真を使っていないサイトより人気がありユーザーがたくさん訪れます。故に、<img>を使ったサイトAと使わなかったサイトBでは、よりユーザーに人気のあるサイト構成の特徴の一つ(<img>タグを使っているかどうか)を持っている、サイトAをより評価した。
この、①と②と③の理由より、yahooでは、サイトA(写真あり)の方を高く評価したと言えると思います。
今回は、今までに無いくらいgoogleとyahooで結果がはっきりと分かれました。やはり、二つの検索エンジンのアルゴリズムは、違うのだと、再認識した実験でした。
このブログを読んでいただいている方は、今回の実験内容と、その結果をみて、どの様な見解を持たれるでしょう?
私の考えを、「一つの考え方。」として、楽しんで読んでいただけたら幸いです。
投稿者 石川健太 : 2009年04月07日 16:21